繁盛店の作り方基本戦略5選 法則、条件、特徴とは??
繁盛しているお店、売れるお店の特徴にはどのようなものがあるのでしょうか?。
今回の記事では新規のお客様に来ていただく集客方法、リピーターのお客様を増やす取り組みなど、繁盛店の法則や繁盛店の作り方についてご紹介します。
繁盛店の法則・条件とは?売れるお店の特徴とは?
繁盛店になるための大前提としてからじゃなければいけないのは正しい考え方です
マイナス思考になってしまって自分のお店は儲からないのは景気が悪いからとぼやいても仕方がありません
世の中には不景気でも大儲けしているお店はたくさんあります
いったいその違いとは何なのでしょうか
もちろん緻密な作戦や戦略も大切だと思いますが、まずは現実を受け入れ、ポジティブに物事を考えておくことが必要となってきます
目の前の現実を否定しても結果は変わりません。事実を冷静に受け入れ改善策に向かって動いていく。
そのような
ポジティブシンキング
思っているオーナー社長が繁盛店をつくるのです
こう言ってしまえば「考え方」というより気持ちのような気がしますが(笑)
ではここから繁盛店の集客方法などを考えていきましょう。
繁盛店の作り方
繁盛店の特徴を実際に調べてみると、業種業態が違ったとしても参考にすべき点が多くあります。
【繁盛店の作り方その1】 客単価と回転数を計算する
繁盛する店を作りたいのなら、まず手始めに把握しておきたいのが自分の店の客単価と回転数です。ここで自分のお店の客単価を把握しているかどうかが前提条件になります。
正しく客単価を割り出す流れを考えてみましょう。
まず来店されるお客様が滞在時間内で注文される品数を想定します。
二人で1200円の料理を二皿
ドリンク300円を一杯ずつ注文したとします
料理2皿=1200円×2=2400円
ドリンク2杯=300円×2=600円
合計=3000円
客単価=1500円(3000円÷2人)
上記のようになります。
これはさすがに簡単すぎますね
では次です。
この客単価1500円をもとに、適正な回転数を計算してみましょう。
たとえばこの飲食店の規模が、15席、月額賃料が15万円だったとします。
賃料は一般的には店舗の売上の10分の1におさえることが法則とされていますので、この場合は最低でも月額150万円の売上が必要となります。
月25日営業だとして、1日あたりの売上は6万円となります。
これを客単価で割ると…
1日あたりの最低来客数=150万円÷25日÷1500円=40人
席数が15席なので、約2.7回転すれば最低限の売上目標を達成できます。
ただし、1テーブルすべての席が埋まるわけではありません。たとえば4名卓のテーブルだったとしても、3人連れのお客様もいれば、2人連れのお客様もいます。こういう場合を想定して、満席稼働率を考慮する必要があります。この満席稼働率を75%にして計算すると、以下の回転率が現実的な数字となります。
回転数=3.6
このように現実的な客単価と回転数をしっかりと把握しておくことが、繁盛店を目指す第一歩となります。
最低限度の回転数は把握していないと、気分ではたくさん売れたと思っていても実際は経営していくだけの利益を出していないようなことになってしまいます。
【繁盛店の作り方その2】 新規集客のための仕組みを持つ
お店を営業しただけでは何にもなりません。お客さんは何もせずには来てくれません。
まずは多くのお客さんに存在を知ってもらうことが集客の一番大切なポイントとなります。
そのためには積極的に情報発信していく必要があります。
具体的には自分でもできる手軽な方法としてはインターネットを利用するのが一番いいでしょう
お店の専用ブログ、ホームページを作り、メニューやアクセス情報をしっかりと記載します。
その他にもSNS で情報発信するのも有効な手かもしれません。意外と SNS に力を注いでる飲食店は少ないです。
また地域のクーポンシアタウン誌への掲載も集客方法としては最適だと思います。
ブログや SNS に対してかなり費用がかかりますが、エリア内の見込み客にしっかりと情報を届けるという点では、店舗への信頼性も高めてくれて。力強いツールになります。
また第三者の視点で紹介してもらえるので、情報の受け取り側の感触が違います。
【繁盛店の作り方その3】 リピーターを増やす仕組みを持つ
新規のお客さんのに来店していただいても一度きりしか来てもらえないのであれば意味がありませんしっかりとリピートしていただけるようなお店作りが大切になってきます。
いかにお客様にリピートしていただけるかが、繁盛店かそうでないかの分岐点になります。
リピートしていただくためにまずは商品やサービスの工夫をしてみましょう。
そのためには、まず地域の競合店の商品やサービスをしっかりと研究することが必要になってきます。
その上でも自分の店でしか提供できないような、商品サービスリピートしたくなるようなお店にしなければなりません。
一方でリピートを促す集客方法を考えることが必要になってきます。
特によく使われる手法としてはクーポンカードやスタンプカードなどです
たとえばクーポンであれば、「次回のご来店時に、10%OFF」「○回ご来店で、飲み放題15%OFF」など、リピートすることでお得になる特典を盛り込みます。また2回よりも3回、3回よりも4回というように、来店回数が増えるに従って豪華な特典を用意していくのがおすすめです。来店のたびに顧客満足度が高まり、常連客となってくださる可能性も高まります。
また、再来店を促すスタンプ・ポイントカードもリピーター獲得には有効であり、繁盛店に必要な集客方法として欠かせません。これもクーポンと同じように、来店数が多ければ多いほどお得になるような仕組みにしていきましょう。たとえば「3回来店したら、4回目には20%OFF」「50回来店したら、VIP会員になって毎回5%OFF」など、満足度を高めていきます。
▼「リピート戦略」についてもっと知りたい方は、こちらもぜひご覧ください。
【繁盛店の作り方その4】 おもてなしとサービスに力を入れる
お客様がお店を選ぶ理由は、商品の魅力だけとは限りません。お店全体のサービスが良いかどうかも決め手の一つとなってきます。
このも繁盛店の必要条件の一つになってきます。
もてなしの心をもって対応できるように、お店全体で工夫をしていく必要があります。
繁盛しているお店の多くは笑顔で丁寧な接客を心がけているお店なのは言うまでもありません。
もう一つ何かアクセント付け加えるならば、差別化として店のエンターテイメント化を提案します。
▼「お店のエンターテイメント」についてもっと知りたい方は、こちらもぜひご覧ください。
【繁盛店の作り方その5】 繁盛店を見習う
最も有効な方法として実際に自分で繁盛店の方へ赴いてみるのもいいと思います。
繁盛店には繁盛しているだけの理由があります。商品のクオリティ、価格、お店のサービス、雰囲気、などなど挙げればきりがありません。
自分の近くの地域だけではなく全く違うエリアの繁盛店を視察することも有効な方法かと思います。
その繁盛店の情報をまとめ、収集、分析していくことで自分の店舗にも活かせるポイントが必ず発見できます。
まとめ
今回は繁盛店への最も基本的な五つの考え方について紹介しました。
繁盛するお店の特徴は業種業態が違っても共通しているところが多くあります。自分の店を繁盛店にするためにはどうすればいいか、ここで紹介したことが参考になれば幸いです。
読んでいただきありがとうございました。